ごあいさつ
今回の選挙は、大変厳しい選挙だったと思います。皆さん方には、いろんな面でご支援いただいたこと、おおいに感謝を申し上げます。結果は残念なことでありました。
しかし、この12年間を振り返ってみますと、いろんなことを皆さんのお蔭をもって出来てきたと思います。ただ、今回の選挙の結果、これからの市政について、色々懸念すべきことが浮かんできていますし、また、そういったことを市民の皆さんにもご理解いただくことが大事かなと思っています。
例えば、一番の成果の一つとしては、この12年間でいろんな方々と繋がりを持つことが出来ました。それは、国、県、市そして様々な皆さんとのパイプです。これが切れてしまうということになります。そうすることによって、市民生活に最も大きな影響を及ぼすのは国や県とのパイプ。人と人との繋がりです。このご理解がなければ、今まで続けてきたような事業を続ける、あるいは、新しく行うことが出来なくなる。簡単に言えば、お金がおりてこなくなるということです。
もう一つは、ポピュリズムという言葉で私は表現してきましたけれども、耳に聞こえの良い、そしてパフォーマンスだけの市政が続くはずがありません。これまでの積み重ねを全てひっくり返してしまうようなことがあっては、決してなりません。これは、「木を見て森を見ない」ということ。小さなこととは言いませんが、一つのことだけを見て全体を見ないということは、大きな失敗に繋がることだと大変懸念しています。
そうしたことは、色々ありますが、皆さん方には是非、新しい市長が道を誤りそうになった時には、声を上げて頂きたい。そうすることが、これからの10年、20年、30年、40年、50年先の、今がターニングポイントにきているので、そうした皆さん方のご努力、ご認識を期待したいと思います。
ありがとうございました。
岡本栄の政策
子どもを大切にする地域づくり
こどもは伊賀の宝。子育て世代の支援のさらなる充実と人づくりを進めます。
- 小中学校の給食費と保育所等の副食費の無償化に続き、いわゆる「かくれ教育費」の負担軽減を進めます。
- 子どもの個性を大切にする学力の保障、伊賀らしい郷土教育を引き続き推進します。
- 地域内でさらに質の高い教育を受けることができ、次世代を担う子どもたちが自己実現できるよう、その環境づくりを進めます。
※「隠れ教育費」:学校を経由しないで保護者が直接または間接的に必要なもの(制服などの指定品、習字セットなどの補助教材、ノートや雑巾などの消耗品など)を購入する費用
産科医療の維持
伊賀市では、安心して子どもさんを産んで育てられるまちづくりを頑張っています。
そんな中で、産科病院の減少ということが大きな課題になって、皆さん方も不安を抱かれていることだと思います。
しかし、伊賀市では、その現状をしっかりと把握し、すでに産科の病院の維持に向けて、三重大学等と協力をいただきながら、対応を進めています。
どうぞご安心いただきたい、そしてご期待もいただきたいと思います。
安心して暮らせるまちづくり
住み慣れた地域で、安心して暮らせるまちづくりを進めます。
- 市民病院の医師や看護師の確保のなど、持続的・安定的な経営や救急医療の安定化に努めます。
- 交通弱者の移動手段の確保に向け、バス路線の見直しや新しい交通手段の導入を進めます。
- 健康寿命の延伸に向けて、介護予防・フレイル予防のための居場所づくり、地域福祉ネットワークの充実など地域で支え合う高齢者に優しい施策を進めます。
賑わいと活力ある伊賀づくり
「20世紀遺産20選」に選ばれた街並み、文化や歴史、自然といった伊賀の持つ地域資源を活かし、伊賀の地域経済を元気にします。
- にぎわい忍者回廊事業や、市街地や周辺地域での空き家や空き店舗、観光資源の活用、起業支援はじめ、市域全体が活性化するためのシステムを構築します。
- 伊賀の豊かな自然資源を活かす農林業の活性化に向け、新たな経営体制を導入するなど、農山村地域の元気を取り戻します。
- 公民連携による新たな価値を生む産業づくりや新たな産業用地の確保を進め、就業機会の創出などに努めます。
いのちを守る伊賀づくり
誰ひとり取り残されない安全な伊賀市をつくります。
- 地域コミュニティ活性化し自助・共助と公助がうまく機能する安全な伊賀市づくりを進めます。
- 住宅密集地での耐震化の促進や防火・防災対策、河川や道路等のインフラ整備をはじめ、市民のいのちを守る対策を強化します。
Okamotoチャンネル
岡本栄の実績
「子育てのまち」 伊賀
- 小学校から中学校まで給食費は無償化。
今年から幼稚園、保育所の副食費もいりません。(県内はもとより、他府県にも例がありません)
これは、中学卒業までに、一人70万円の支援になります。 - 保育園では、保育士の配置基準を手厚くし、保護者の負担軽減も進めています。
「育休退園」の廃止。「おむつの持ち帰り」の廃止。
国基準を超える3子以降の保育園、幼稚園の無償化。 - 中学生以下は、医療費の窓口負担なし。
- 市内の全小中学校に通う児童生徒を対象に、児童生徒のセルフケアサポートツール「SOSフィルター」を導入。
「活力があるまち」伊賀
- 伊賀市の貯金というべき「財政調整基金」
一期目就任時に40億円でしたが、今は70億円程あります。 - 市民一人の負債額
110万円近くありましたが、現在は80万円程となりました。
様々な事業を行ってきた結果です。 - 財政指標も健全です。
国からの特別交付税も県内1位。
市町内総生産は桑名を抜いて県内5位。
「市民の声が届くまち」伊賀
- スマホやパソコンから、いつでも、どこからでも答えられる「e‐モニター制度」を導入しました。
多様性を尊重するまちづくり
- ALLY(アライ)への取り組みを推進しています。
- 伊賀市パートナーシップ宣誓制度の導入、三重県パートナーシップ宣誓制度への参加
※「アライ」:同盟や支援を意味する英語allyが語源。LGBTに代表される性的マイノリティを理解し支援するという考え方やその考えを持つ人